教育要覧

 教育の目的は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民を育成するところにある。

 21世紀は、新しい知識・情報・技術が社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す、いわゆる「知識基盤社会」の時代であるといわれている。 グローバル化、高度情報化、絶え間ない技術革新の流れは、今後、更に急速に進むことが想定される。こうした激変の時代にあっては、幅広い知識とともに、課題を見いだす力、柔軟な思考力、正確な情報収集力、的確な判断力、豊かな表現力等を総合的に身につけ、自立した一人の人間として、主体性を持って変化の時代を逞しく生き抜いていく力が求められる。 

 こうした世の中の情勢を踏まえ、中井町教育委員会は、「第六次中井町総合計画」の実現に向けて、「中井町教育大綱」に基づき、鋭意取り組み、教育の目的の達成を目指し努めていく。

 

中井町教育大綱(6つの柱)

  1. 生きる力を育む人づくり

  2. 安全で安心な園・学校づくり

  3. 子ども、子育てへの支援

  4. 児童・生徒の多様な教育ニーズに対する教育環境づくり

  5. 青少年健全育成の充実

  6. 生涯学習体制づくり

 

平成30年度教育目標

(1) 学校教育 『時代を拓き、未来にきらめく中井っ子』

  1. 心と体を鍛え、たくましく生き抜く中井っ子の育成

  2. 自ら学び、創造性や向上心に富む中井っ子の育成

  3. 自立心と責任感に溢れ、規範意識のある中井っ子の育成

  4. 自分に誇りを持ち、優しさの溢れる中井っ子の育成

  5. 故郷中井を愛し、国際感覚を身につけた中井っ子の育成

 

(2)社会教育 『故郷に生き、学び続ける中井人』

  1. 公共の精神に満ち、より良い町づくりを目指す中井人

  2. 自己実現をめざし、進んで学び教養を高める中井人

  3. 元気に働き、健康で明るい生活を築く中井人

  4. 生命や人権を尊重し、互いに支え合う中井人

  5. 郷土の歴史・伝統・文化・自然に親しみ、町の発展を目指す中井人

 

 

平成30年度重点施策

◆ 学校教育

 (1) 「確かな学力」「健やかな体」を育む教育の充実

  1. 外国語指導助手をこども園・小学校に1名、中学校に1名配置し、外国語活動・英語教育

   の充実を図るとともに、国際理解教育を推進する。

  2. 町内全校とこども園に「授業づくり研究」を委託し、講師招聘による研究の充実と授業力

   ・指導力の向上を図る。

  3. 基本的な生活習慣の形成、家庭学習・読書活動の習慣化に向け、実態調査を行うととも

   に、啓発資料を作成する。

  4. 情報通信機器を活用した授業を推進し、情報教育の充実を図るとともに、校務支援システ

   ム活用支援の充実を図る。

  5. 園・小・中の一貫性の教育を目指し、相互の連携を深める。

 

 (2) 人権についての理解を深め、「豊かな心」を育む教育の充実

  1. 園・学校と協力して人権や人間関係を尊重した教育を通して思いやりの心を育むと

   ともに、いじめや不登校の未然防止に努める。

  2. 「いのち」を大切にする心を育む教育の充実に向けて、道徳の授業研究や研修により、

   指導力向上を図るとともに、保護者・地域の方々に道徳の授業を公開する。

 

 (3) 地域と協働した「信頼される開かれた学校づくり」の推進

  1. 学校関係者評価、学校評議員制度、アンケート調査等を活用し、園・学校経営に子ども、

   保護者、地域の方々の願いを反映させる。

  2. 教育委員会だより「わかくさ」、教育委員会や園・学校のホームページ、園・学校だより

   等で情報を家庭・地域へ発信するとともに町民参加の地域に開かれた学校づくりを推進

   する。

  3. 地域学校支援事業として配置された地域学校支援コーディネーターと連携を図り、地域

   と協働した園・学校づくりを推進する。

 

 (4) 一人ひとりの教育的ニーズに対応した支援教育の充実

  1. スクールカウンセラーを派遣し、教育相談活動を充実させる。

  2. 教育支援センター、スクールソーシャルワーカーと園・学校相互の連携を図り、いじめや

   不登校の未然防止及び適切な対応に努める。

 

 (5) 安全・安心な園・学校づくり

  1. 園・学校の防災計画や危機管理体制を見直し、町内園・学校一斉引き渡し訓練を実施する

   など、防災安全体制の確立を図る。

  2. まちコミメールによる情報の発信、地区パトロールを実施するとともに、防犯カメラの

   活用等防犯体制の確保に努める。

  3. 通学路の点検や学校の安全点検を通して、子どもの安全の確保に努める。

 

 (6) こども園での保育・幼児教育の充実

  1. こども園での実践的研究を推進し、保育の質の向上やカリキュラムの充実を図る。

  2. 指導力の向上に向けて、こども園での園内研究や職員間の組織的対応を推進する。

  3. 0~2歳児と3~5歳児を一体的に保育・幼児教育を行い、園・小・中の円滑な接続を

   目指す。

 

◆ 社会教育

 (1) 生涯学習の総合的な推進

  町民一人ひとりが生きがいとゆとりをもって充実した生活を送ることができる生涯学習社会の

 実現を目指して、第三次中井町生涯学習基本計画各施策の着実な推進を図る。

 

 (2) 豊かな人間づくりと学習環境の充実

  1. 町の文化・自然などにふれあい、地域の持つ教育力を活用しながら、健康で豊かな人間性

   を育むことができる学習環境の充実に努める。

  2. 人権尊重の精神に基づき、人権教育について正しい認識と理解を深めるとともに、町民の

   人権意識の啓発を図る。

 

 (3) 青少年の健全育成と社会参加の推進

  1. 学校・家庭・地域が青少年一人ひとりに目を向け、善行を奨励しながら青少年の健全育成

   に努める。

  2. 小学生を対象とした青少年ふれあい交流事業や中学生を対象とした広域交流洋上体験、

   小学生を対象としたキャンプ等の活動を通し、地域に根ざした青少年活動及び青少年の社会

   参加の促進を図る。

  3. 中学生ふれあいスキー&スノーボード教室を開催し、中学生が冬のスポーツを体験し集団

   生活を通して交流と連帯を深めながら、自然体験や団体規律などを習得する。

 

 (4) 芸術・文化活動の促進と郷土文化や資源の継承

  1. 日頃の生涯学習活動の成果を発表する場として、町民文化祭や公民館まつり等を開催し、

   文化芸術活動の促進を図る。

  2. 各種教室や講座を開催し、町民個々の文化活動を促進するとともに、文化団体連絡協議会

   への支援や指導者の育成に努める。

 

 (5) スポーツの振興

  1. スポーツ推進計画に基づく諸施策の着実な推進を図る。

  2. 健康スポ・レク際やニュースポーツ教室・大会の開催などにより、町民のスポーツへの

   主体的な参加の促進を図る。

  3. 里都まちスポーツプロジェクト等の推進により、スポーツ交流イベントの実施や総合型

   スポーツクラブ設立に向けた検討を進める。

 

 (6) 読書活動の推進 

  1. 図書室における蔵書の充実を図るとともに、広域利用による情報提供及び町民一人ひとり

   の読書活動を推進し、子ども読書活動の積極的な支援を図る。

  2. 小・中学校、こども園、公民館、改善センターへの読書活動推進員の配置、ボランティ

   アの活動などにより、生きる力を育む読書活動の推進を図る。

 

 (7) 土曜学習事業の充実 

  1. 子どもの主体性を重視しつつ、学校の教育活動と連動した学習を土曜日に実施することを

   通して、子どもの学習意欲や学習習慣の形成を図る。

  2. 幼児、小学1年生から4年生及び中学3年生を対象に家庭学習を支援する個別指導の展開

   を図る。

 

 (8) 井ノ口公民館の活性化

   地域住民にとって身近な学習拠点として、また文化活動を通じた世代間交流の場としての

  役割を果たすとともに、地域住民全体が気軽に集えるコミュニティサービスを総合的に提供

  することに努める。

  1. 住民ニーズや地域の実情に応じた多様な学習機会の提供を図る。

  2. コミュニティ活動の高揚と地域連帯感の促進を図る。

  3. 図書室の広域的相互利用の推進と読書意欲の涵養を図る。

 

  平成30年度教育要覧(PDF)

更新日:2019年06月06日 12:03:50